2009年8月18日火曜日

予防接種 第3回

今日の黄熱病と狂犬病(2回目)の予防接種で準備のための予防接種は最後になる。

黄熱病の予防接種を実施しているのは東京検疫所などの各検疫所のみで、一般の医院やクリニックでは受け付けていない。逆に、東京検疫所ではA型肝炎、破傷風、狂犬病などの予防接種も行っているが、これらは黄熱病の予防接種を受けることが前提であり、A型肝炎の予防接種だけを受けるというようなことはできない。

東京検疫所は、お台場にある船の科学館より先に行った大江戸温泉近くの東京湾岸庁舎の8Fにある。お台場のフジテレビから大江戸温泉にかけてのこのあたりは開発地区って感じで、Miraikanなど近代的な建物ばかりだ。非常にきれいではあるのだけれど、どこか似方よっていって情緒がないような気がする。

まず湾岸庁舎に入ると、さっそく8Fの検疫所へと行きたいところだが、まずは収入印紙を購入する必要があった。東京検疫所での予防接種は収入印紙を購入して支払うのだけれど、収入印紙はこの東京湾岸庁舎の2Fの売店で売っているらしい。郵便局などでは10円単位では扱っていないところもあるらしく、無駄に収入印紙を探して歩き回るよりは湾岸庁舎に来てしまったほうが無難だ。っていうか、なんで現金払いじゃなくて収入印紙なのだろう?確か国際免許のときも収入印紙だった。そう思いつつも調べるほどの興味がなかったので調べていない。
収入印紙はお役所みたいに窓口に並ばされて買うのかと思っていたら、売っている場所はほんとにただの売店で、会社の中にあるコンビニみたいなふつーの売店だった。自分が受ける予防接種分の収入印紙を購入し、その後8Fの検疫所へと行く。
8Fに着くと、検疫所の前のスペースにはイスが並べてあって、50人くらいの人が座れるようになっていた。前方には狂犬病や蚊を媒体とする病気の張り紙が数枚張ってあって、いかにも検疫所らしい感じだ。

回りを見渡すと予防接種を受けに来ている人はさまざまだ。学生もビジネスマンもカップルで来ている人もいたし、自衛隊らしきひともいた。カップルの申請書をちょっとのぞくとケニアと書いていたのでサファリにでも行くのだろう。新婚旅行だろうか。学生は動物図鑑を見ながら盛り上がっていた。僕自身もいくつも書くと面倒なので、ケニア・タンザニアと書いておいた。
自衛隊らしき人たちの渡航先にはエチオピア・ジプチと書いてあった。ソマリア関連の仕事だろうか。ジプチは元フランスの植民地で、エチオピアの北東部にある小さな国だ。領国ともソマリアに国境を接している。エチオピアはキリスト教国で比較的安全かと思っていら大間違いで、海外安全ホームページによれば、場所によってはかなり危険な地域のようだ。

こんな感じで、海外安全ホームページなんかを見ていると疑問に浮かぶことがある。
中東地域が危険だということは多くの人が認識しているだろうけど、アフリカの危険地域のほうが危険度が高いということだ。あれほど報道で扱われることが多いイスラエルは退避勧告がでるほどではない。
逆にコンゴ民主共和国はツチ族とフツ族の争いはおさまってきたものの、まだ退避勧告は排除されないでいる。インド・パキスタンのカシミール地方についてもまだ危険だし、アフガニスタンも泥沼のままだ。アメリカはまたアフガニスタンで何をする気なんだろうか。

なんて考えていると自分の番。注射は並んだ順にグループ単位で呼ばれて実施される。注射を受けた後は30分程度安静にしてからイエローカードの説明を受け、イエローカードと領収証を受け取って解散。イエローカードってほんとにただの黄色いカードでした。


帰り際にたまたまお台場に来たということもあってガンダムプロジェクトに少しよってよってみた。ガンダムの写真取ったんだけど、パソコンで読み込んだらエラーに。。せっかくいろいろ取ったのにな。旅行本番じゃなくてよかった。

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