Hoi Anは日本で言えば京都のようなちょっと古めかしい歴史的な建物を多く残した町で、チャンパ王国時代の貿易都市だった。今ではかつてのように大きな貿易船が船着場にくることはなく、観光船がいくつか停泊している程度だ。思えばこの旅では、シンガポール、マラッカ、ペナン島など貿易で栄えた都市は今は観光として栄えている趣が強いように感じる。(シンガポールはそれほどでもないかな。)
町の規模は非常に小さく、観光の見所が小さなところに絞られていて、その外側は宿やレストランがあるといったように観光地さながらの町のつくりになっている。街の中もお寺や井戸など古めかしいものが多く残っているが、そのほとんどはみやげ屋だ。
ホイアンでは、月に一度、旧暦の14日にフルムーン・フェスティバルがあり、川に灯篭を流す習慣があり、この日は町全体の明かりを消してランタンを灯す。灯篭はチェンマイのロイカトゥーン以来で結構楽しみだ。
僕は運良く、ちょうどフルムーン・フェスティバルの日にホイアンについて、宿が混みあっていた。夜になると町にはランタンが並び、民俗音楽を演奏する人がいたり、ちょっとしたお祭り騒ぎだ。一弦琴の演奏者は見たのだけれど、トゥルンの演奏者には出会えなかった。ひさしぶりにトゥルンの演奏が聞けると思ったのだが少し残念だ。なごやかな雰囲気の中、そこで出会ったイギリス人とフランス人とビールを飲みながらゆっくり1に日をすごした。
それにしてもこのフルムーン・フェスティバル、全然満月じゃないんだけどなー。
[移動] Nha Trang - Hoi An
[交通手段] ツアーバス(寝台バス)
[価格] 190,000VND
[サービス] エアコン、水
[時間] 19:30 - 6:00
[宿泊先] HOP YEN HOTEL
[住所] 103 Ba Trieu & 694 Hai Ba trung St - Hoi An - Vietnam
[料金] ドミトリー $5~7
[サービス] Wi-Fi、タオル、歯ブラシ、石鹸、ホットシャワー

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