シンガポール、マレーシア、タイと渡ってきて、まだたった4カ国目だけれど、ミャンマーは他の東南アジアの国とはまったく異質な国でした。
タン・シュエ将軍が政権を握っている軍事政権ということで多くの人がミャンマーは危険な国と考えているかもしれないけれど、旅行をしてみればその国の人々の良さに気付くと思います。ただ、詐欺師とかいるし、観光地では他の国と同じように料金をふっかけてくるし、人に対してではなくお金に興味がある人はたくさんいるのも事実です。そういうのを踏まえても、この国にはまた来たいと思わせる人の良さや出会いがありました。
ミャンマーは日本のように単一民族ではなく多民族国家です。もともとブルマ(ビルマ)と呼ばれていましたが、ブルマはミャンマー内の1つの民族の名称です。そのため、他の民族も含めてミャンマーと呼びます。ブルマ族は自分の国をミャンマーとは言わないし、ブルマー族以外のシャン族やモン族はシャン族、モンゾクであることを認識しているので、ミャンマー人だとは思っていません。
この国はもともとの首都ヤンゴンから今の新しい首都ネピードーに大金をかけて移転したり、補助金をとめてガソリン価格が倍になったりといろいろな問題を抱えているのは確かで、多くの市民は政府に不満を持っているようだけれど、それを公の場で言うことは許されていません。
来年、北部で大きな選挙が行われます。ミャンマー北部はシャン族の地方で、シャン族と政府との関係はあまり良くありません。今、バンコクに持ち込まれるヘロインの数が急増しているようです。ミャンマー政府が来年の先頭に備えてマシンガンなどを購入するための資金稼ぎのようで、政府とシャン族との国内紛争が起こる可能性は否定できません。
ミャンマー情勢には今後も注目していきたいと思います。

イケメンに写ってるね
返信削除どの写真ですか?
返信削除写真によってはイケメンに見えないこともないかも?笑