昨日からアドバンスド・オープン・ウォーターのライセンス取得コースを始めた。今日の一本目は水深30mまで潜るディープ・ダイビングだ。通常のオープン・ウォーターでは18mまで潜れるのだけれど、アドバンスドに進むと30mまで潜ることが可能になり、これがアドバンスドと通常のオープン・ウォーターとの一番の違いと言える。
水深30mの世界では、色の見え方が水面と大きく異なる。赤い色が失われていき、水面ではカラフルなものも彩度が失せていくので、目に見えて変化していく景色からその深さを感じることができる。青暗い海は自分が深いところにまでやってきたんだということを教えてくれる。
コースでは赤色が失われることを実感するためにインストラクターのTKさんがウサギの耳のぬいぐるみをもってきてくれた。赤いところは黒っぽく、ピンクの箇所は赤っぽく変化する。海がどうして青くみえるのかということとも関係してくるので興味がある人は光の屈折や波長などを調べてみてほしい。
ディープ・ダイビングの楽しみは、オープン・ウォーターのときに比べて水面までの距離が今までに比べてほぼ倍に伸び、暗い環境に自分がいるとなんだかそれだけでワクワクしていしまうところにある。もちろんディープダイビングは深く行くこと自体が目的ではなく何かの目的のために深く潜るのだけれど。。
海底から少し浮上して見れば360度どこにでも行くことが可能だし、水面まで十分な距離があるので、自由な空間をなんだか飛んでいるような感覚を感じることができる。子供の頃にドラゴンボールの武空術にあこがれたことがあったが、この年になってそれを楽しんでいる感じだ。
今回のダイブでは魚の群れに囲まれたときがあって、それが何とも圧巻だった。魚の群れはそれ自体のダイナミズムがダイバーを魅了してくる。その群れの中にほんの少しいる違った種類の魚たちを含めてそこから自然が実感でき、見とれてしまう。ダイビングをやってよかったなと思える瞬間だった。
ディープ・ダイビングの後、2本潜って合計5本のダイブが終了し、アドバンスド・オープン・ウォーターのライセンスを取得することができた。
さらにその後、ナイト・ダイビングに挑戦するつもりでいたのだけれど、直前でコンディションが悪くなってしまい今回はあきらることになってしまった。この後、しばらくはダイビングができなさそうだが、ナイト・ダイビングは次の目標にしておこう。
次はバンコクに行き、ミャンマー行きの準備を進める。


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