今回の福島原発問題は、日本だけではなく、
世界のエネルギー政策に対して大きな疑問を投げかけた。
ここ数年、原子力推進へと向かう力が大きくなってきたので、
今回の事故はそんな矢先のまさに考え直す機会となった。
震災後から今日までで、その危険性が露呈されるようになったが、
原発は脱石油、温暖化防止策、エネルギー自給率のアップと言われ
原発推進が進められていた。
以下のホームページで原発について
いろいろ書かれているのでご参考にどうぞ
http://www.enecho.meti.go.jp/genshi-az/index.html
今は危険だとわかるものが、かなりいいこと尽くしかのように
書かれていることを理解していただけるのではないだろうか。
ああいうふうに書かれているのは、原発推進派のHPだからだろう。
安全だと言われてきた原子力だが、
世界では古い原子炉の見直しや、
建設中もしくは建設予定だった原発計画の停止など、
今回の事故が世界に与える影響は大きい。
脱石油を掲げ、原発を推進する計画を発表していたオバマ大統領に
とっても頭の痛そうな問題だ。
さてさて、原発を中止したからといって、
人間がその分の電気を使わないで生活するかというと、
そうもできない。
そうすると、その代りに使うのはやっぱり
石油、天然ガスなどに頼らざるを得ない。
原子力は確かに危険だが、
石油などの燃料はいつかは底を突く。
単純に原子力に反対するだけではなく、
現状を捉え、将来を見据えて、
エネルギー政策を考え出さなければならない。

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