2010年5月29日土曜日

スクーーターーーッッッで回る in Cappadocia

エチオピア、スーダンを越えてから、エジプト以降はかなり観光色が強い場所を訪れるようになった。バスに乗れば客は観光客ばかりだし、年齢層が高いツアー客も見受けるようになってきた。ここ、トルコで驚きなのはバスのサービス。僕の乗ったものはそうではないかったが、座席ごとにテレビがあって飛行機のように映画を見られるようになっているものがあった。聞いた話ではバスの中でWi-Fiを使えるものもあるらしい!どんだけ快適なんだ、トルコ!これはアフリカの田舎からきた僕だけではなく日本にいる都会の人たちも驚きだろう。

今は、そんなトルコ一押しの世界遺産カッパドキア(Cappadocia: トルコ語ではKapadokya)にいる。イスタンブールからバスで12時間以上かけて、カッパドキアのギョレメという小さな町に到着。テレビの世界遺産を紹介する番組では200Euro以上するような洞窟ホテルが紹介されていたが、探せば1泊7ユーロくらいから洞窟ホテル(ペンション)に宿泊することができる。安宿の中でも場所を選べば絶景の部屋もある。ギョレメの町は少し歩いて軽い丘に登れば、あのカッパドキア特有のニョキニョキしたものたちを見渡すことができるし、カッパドキアの中ではギョレメに泊まるのが一番いいんじゃないだろうか。アフリカにいたときに比べて、すっかり気分はリラ~ックスしている。

ギョレメの町だけであれば歩いて回るのは簡単だが、カッパドキアと呼ばれる地域にはギョレメ以外にたくさんの町や村があり、それらを回るのはけっこう大変だ。ツアーもあるし、ローカルバスもあるし、レンタルで自転車も借りれるのだが、おすすめはレンタル・バイク。タイのパーイに続いて2度目のスクーターの運転。しかも100ccで、日本ならバイクの免許が必要だが、スクーターの乗り方さえ知ってればレンタルできてしまう。

スクーターはかなり快適。ギョレメから出発してチャウシン村(Cavusin village)、パシャパ(Pasabagi)、ゼルベ(Zelve)の屋外博物館、デブレント・バレー(Devrent Valley)、ユルギュプ(Urgup)と回って、そこから遠出して地下都市があるデリンクユ(Derinkuyu)へ。デリンクユの地下都市を見学後、再びギョレメ方向に戻って、ウチヒサール(Uchisar)を訪れて、ギョレメ・パノラマでパノラマビューを見てからギョレメの町に戻ってくる。これで8時間くらい。地下都市があるデリンクユはギョレメから40km程度離れていて少し遠いいのだが、そこを省けば5時間くらいで回りきることができる。地下都市へはギョレメの隣の町のネブシェヒル(Nevshehir)からバスが出ているらしいので、地下都市以外をゆっくりまわるのがいいかもしれない。行く先々の村や谷がそれぞれ特徴があって、ギョレメ周辺をちょっと回るだけでもカッパドキアのすばらしさが伝わってくる。

ツアーでも回れるだろうけど、地図を持ちながら自分で道を探して回るのが楽しいと思う。体力に自信があれば自転車でも大丈夫かもしれない?スクーターをレンタルして気づいたのはここのガソリン代の高さだ。トルコ全体ではなく、カッパドキア内の料金しか知らないが、ガソリンは1リットルで3.7TL。日本円で230円くらい。これって日本の倍くらいなんじゃないだろうか?まっ、それを払ってもツアーよりはずっと安くて楽しいと思う。

[宿泊] Cave Life Pension
[場所] Goreme, Turky ロンプラに掲載のTraveller's Cave Pensionの隣
[料金] ドミトリー 20TL、ダブル 40TL, 60TL
[サービス] ホットシャワー、無料Wi-Fi、朝食
[コメント] Traveller's Cave Pensionがフルだったのでこちらに来たが、こちらの方が断然きれい。眺めもいいし、朝食もおいしい。オーナーのムスタファが町の回り方などアドバイスしてくれる。

[内容] レンタル・モーターバイク(100cc)
[料金] 30TL
[時間] 8時間
[会社] Gortur
[コメント] いくつかレンタル会社があるので探せばもっと安いところがあるかも。ガソリンはフルで返却する。

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