2010年5月31日月曜日

トルコのバス from Cappadocia to Istambul

トルコの長距離バスはとにかく快適だと前に書いたと思う。まずはバスがきれい。今乗っているバスはつい最近から使っているように見える。さらに足を伸ばせるスペースが広いし、リクライニングも深い。そして、飛行機の中のようにコーヒーや紅茶などの飲み物とちょっとしたスナックのサービスが付く。(実はスーダンのバスもすごくて、トルコのものほどきれいではないがサービスは同じくらい!めっちゃ暑い国だからクーラーのありがたさが余計に分かる。)

カッパドキアの町ギョレメからイスタンブール行きのバスに乗っていたところ、蝶ネクタイを付けたアテンダントがチケットを確認し始めた。前の席に乗っていた乗客の様子を見ていると、イスタンブールのどこに行くのかを確認しているようだった。イスタンブールはとても大きな都市なので、バス停についてからは各方面にシャトルバスがでると聞いていた。

蝶ネクタイのアテンダントが僕のところに着たのでチケットを渡してみると、「*@!(-%&*?」。えっ?今なんていった?ちょっと困った顔をして、「I wanna go to ...」と言うと、その蝶ネクタイは「No English!」と返してきた。えぇっ、快適なトルコのバスでこんなことが起きるの?さっきのはトルコ語だったのかよ。まだこっちがしゃべり始めたころだったのに、No Englishって遮られたぁ。ほとんどが海外からの観光客が乗っているバスで、アテンダントが英語をしゃべれないとはどういうことだ?飛行機内で英語が通じないようなもんだぞ。これがボロボロのエチオピアのバスなら理解できるが、快適トルコのバスではちょっと理解に苦しむ。しかもトルコ人ってすごい優しい人が多くて、町を歩いていたらチャーイに招待されたり、写真を一緒にとってほしいと求めてくるような人たちなのに。

待てよ。この顔、どこか見覚えがある。


白いシャツに蝶ネクタイをしてごまかしているが、この顔はどうみても”くりぃむしちゅー”の有田だ。口が半開きになったときは特に有田だ。有田だったらこのサービスの悪さも仕方がない。今回だけは許してやるか。

次に有田が回ってきたときはドリンクのサービス。このドリンクのサービスがトルコはすごいんだよなぁ。あったかいお湯も用意されている。「Coffee or Tea?」と聞いてきた。なんだ、英語もしゃべれるじゃないか、なかなかやるねーと思って「Coffee, please」と応える。有田は慣れた手さばきでコーヒーを準備してくれた。その後、前のほうに戻ってから配りだしたのはコーラやミックスジュースだ。おいおい、コーヒーと紅茶以外にそういう飲み物もあるんじゃんかぁ。そういえば前に乗ったバスもそういうのあった。コーヒーだと眠りにくくなるからジュースの方がよかったのに最初からなんでコーヒーか紅茶か限定してくるんだよ、やっぱりサービスは有田級かぁ。まっ最後にいい写真が撮れたからいっか。

[移動] Goreme - Istanbul
[手段] バス ( お菓子とジュースを有田がサービスしてくれる)
[価格] 35TL (言い値は40TL)
[時間] 12時間半程度
[コメント] イスタンブールから来たときは45TLだったのに帰りは35TL。長期旅行をしているとこういうことはよくある。

2010年5月30日日曜日

バルーーーーッッンで飛ぶ in Cappadocia

カッパドキアと言えば、例のニョキニョキしたものたちがメインなわけなんだけれども、それに劣らず絶景なのは早朝のバルーンたち!6時くらいにギョレメ近辺のさまざまな場所からバルーンが飛び立ち1時間くらい遊泳をする。そのさまを町から見ているだけでもすごくきれいだ。タンザニアで出会った夫婦も絶賛だったし、せっかくここまできたんだったらちょっと奮発して気球に乗ってみることにした。

5:15にバルーン会社のバスが宿まで迎えに来ることになっていたのだが、到着がちょっと早かった。5:15きっかりに出発しようと思っていたのに急かされる感じでちょっとびっくり。何せ海外で時間ぴったりってことはほとんどないし、時間よりも早いなんてほぼありえない。

バスに乗り込んで出発地へ向かうと、すでにバルーンたちが大きく広がってきている。いくつものバルーンの横を通りながら自分たちのバルーンの近辺へ到着。まずはティーとおかしでお出迎え。貧乏旅ではなかなかこういう状況にはならない。
アップルティーとかいただきたかったが、ちょっともたついていたらすぐに搭乗準備へ。おかし食べれなかった。。

バーナーでバルーン内の空気を熱して、徐々に横に倒れていたバルーンが頭の上に上がってくる。船長が乗り込み、観光客のうちらも順に乗り込んでいく。ちなみにバルーン1台には10人乗りで、最後に乗ると角のポジションをゲットすることができて眺めも完璧だ。

バルーンの操作は基本的に上下だけで、方向は風に従うので操ることができないんだということを説明された。そして、次々と周りのバルーンたちも飛び立ち自分たちのバルーンも外に飛び立っていく。ギョレメの町が小さく見えるまであっというまだ。上がっていくときの近くに見えるバルーンたちも絶景。また、ちょうど6:00ころが日の出で、山の陰が太陽を背に少しずつ小さくなっていくのがいい。

うちらのバルーンの場所は風がほとんどなかったのか、バルーンは先に飛び立った気球たちよりも移動距離が短かった気がする。それでも谷を越えて景色を見たりできたし、バルーンの影が岩肌に映ったところを、手を振って影で遊んだりしていた。時間は大体1時間くらいと聞いていたが1時間半近くのちょっと長めのフライト。楽しい時間を過ごすことができた。

到着するとシャンパンでお出迎え。こっちの習慣ではシャンパンにオレンジジュースを加えて飲んだりするみたいだ。そういえば、普通に乾杯して飲んでしまったがシャンパン飲んだのなんていつ振りだろうか。また、名前入りの証明書を一人ひとりにくれんだが、僕の名前のところにはWAPAって。。手作りっぽくていいんですけどね。


[内容] バルーン・ツアー
[料金] 100Euro (言い値は110Euro)
[時間] 通常は1時間(6:00 - 7:00)だが日によって変わる。
[会社] Goreme Balloons
[コメント] インターネットで申し込むと料金は高い(160Euroとか200Euroとか)が、ギョレメまで来て探せば、宿やツアー会社が安くを扱っている。バルーン会社はどこもそれほど変わらないと思うが、バルーンの模様が違う。Goreme Ballonsは7色でかわいい。

2010年5月29日土曜日

スクーーターーーッッッで回る in Cappadocia

エチオピア、スーダンを越えてから、エジプト以降はかなり観光色が強い場所を訪れるようになった。バスに乗れば客は観光客ばかりだし、年齢層が高いツアー客も見受けるようになってきた。ここ、トルコで驚きなのはバスのサービス。僕の乗ったものはそうではないかったが、座席ごとにテレビがあって飛行機のように映画を見られるようになっているものがあった。聞いた話ではバスの中でWi-Fiを使えるものもあるらしい!どんだけ快適なんだ、トルコ!これはアフリカの田舎からきた僕だけではなく日本にいる都会の人たちも驚きだろう。

今は、そんなトルコ一押しの世界遺産カッパドキア(Cappadocia: トルコ語ではKapadokya)にいる。イスタンブールからバスで12時間以上かけて、カッパドキアのギョレメという小さな町に到着。テレビの世界遺産を紹介する番組では200Euro以上するような洞窟ホテルが紹介されていたが、探せば1泊7ユーロくらいから洞窟ホテル(ペンション)に宿泊することができる。安宿の中でも場所を選べば絶景の部屋もある。ギョレメの町は少し歩いて軽い丘に登れば、あのカッパドキア特有のニョキニョキしたものたちを見渡すことができるし、カッパドキアの中ではギョレメに泊まるのが一番いいんじゃないだろうか。アフリカにいたときに比べて、すっかり気分はリラ~ックスしている。

ギョレメの町だけであれば歩いて回るのは簡単だが、カッパドキアと呼ばれる地域にはギョレメ以外にたくさんの町や村があり、それらを回るのはけっこう大変だ。ツアーもあるし、ローカルバスもあるし、レンタルで自転車も借りれるのだが、おすすめはレンタル・バイク。タイのパーイに続いて2度目のスクーターの運転。しかも100ccで、日本ならバイクの免許が必要だが、スクーターの乗り方さえ知ってればレンタルできてしまう。

スクーターはかなり快適。ギョレメから出発してチャウシン村(Cavusin village)、パシャパ(Pasabagi)、ゼルベ(Zelve)の屋外博物館、デブレント・バレー(Devrent Valley)、ユルギュプ(Urgup)と回って、そこから遠出して地下都市があるデリンクユ(Derinkuyu)へ。デリンクユの地下都市を見学後、再びギョレメ方向に戻って、ウチヒサール(Uchisar)を訪れて、ギョレメ・パノラマでパノラマビューを見てからギョレメの町に戻ってくる。これで8時間くらい。地下都市があるデリンクユはギョレメから40km程度離れていて少し遠いいのだが、そこを省けば5時間くらいで回りきることができる。地下都市へはギョレメの隣の町のネブシェヒル(Nevshehir)からバスが出ているらしいので、地下都市以外をゆっくりまわるのがいいかもしれない。行く先々の村や谷がそれぞれ特徴があって、ギョレメ周辺をちょっと回るだけでもカッパドキアのすばらしさが伝わってくる。

ツアーでも回れるだろうけど、地図を持ちながら自分で道を探して回るのが楽しいと思う。体力に自信があれば自転車でも大丈夫かもしれない?スクーターをレンタルして気づいたのはここのガソリン代の高さだ。トルコ全体ではなく、カッパドキア内の料金しか知らないが、ガソリンは1リットルで3.7TL。日本円で230円くらい。これって日本の倍くらいなんじゃないだろうか?まっ、それを払ってもツアーよりはずっと安くて楽しいと思う。

[宿泊] Cave Life Pension
[場所] Goreme, Turky ロンプラに掲載のTraveller's Cave Pensionの隣
[料金] ドミトリー 20TL、ダブル 40TL, 60TL
[サービス] ホットシャワー、無料Wi-Fi、朝食
[コメント] Traveller's Cave Pensionがフルだったのでこちらに来たが、こちらの方が断然きれい。眺めもいいし、朝食もおいしい。オーナーのムスタファが町の回り方などアドバイスしてくれる。

[内容] レンタル・モーターバイク(100cc)
[料金] 30TL
[時間] 8時間
[会社] Gortur
[コメント] いくつかレンタル会社があるので探せばもっと安いところがあるかも。ガソリンはフルで返却する。

2010年5月26日水曜日

イスタンブーーーール!

アフリカ縦断中はバスや列車の移動で10時間くらいは当たり前だったのだが、飛行機を使うとカイロからイスタンブールまでたったの2時間。文明ってすごいね。

到着した街イスタンブールは、町並みがきれいだし、ビルもモスクもお店もきれい!なんせ歩いていて誇りや砂が舞っていないからサンダルでも足が汚れない!エジプト、トルコと来て少しずつ日本のきれいさに近づいてくるのでそれがうれしい。たまたま泊まった宿がよかったのかもしれないが、トイレもシャワーもきれいだし。エチオピアやスーダンを越えてきたからそういったきれいさに余計感謝できるのかもしれないけれど、やっぱきれいなところが好きだな。

カイロに続き、ここイスタンブールも世界的な観光地だ。しかし、イスタンブールは観光の街としてはカイロ以上だろう。観光客向けのレストランや土産ショップはありあふれているし、街中を歩けばすれ違う人はほとんど観光客だ。片言の日本語で話しかけてくる人も多い。
物価はエジプトに比べて跳ね上がるけれど、どこを歩いても街なみはきれいだし、夜一人で歩いてもまったく問題がなさそうだ。屋台の食べ歩きも楽しいし。町並みはヨーロッパを思い起こさせる感じだが、屋台の豊富さはアジア的な部分を感じる。イスタンブールはゆっくりするのにいいところだ。H&Mで服を新調してよかった。あの雑巾Tシャツでは肩身が狭い思いをしたかもしれない。

それにトルコの情勢は今けっこうおもしろいところにある。長い間ユーロの一員になりたいと目指していたトルコであったが、中東やロシアとの関係を強化する方向に向かいつつあるようだ。トルコのお隣さんのギリシャが問題になり、長年トルコを拒み続けたユーロの一員ギリシャも、今ではトルコにお世話になっている。


[宿泊] Harmony Hostel
[場所] Istanbul, Turky トラムのSirkeci駅とGulhane駅の間。トラム通り道沿いにある。絨毯屋の奥が入り口。
[料金] ドミトリー 8.5Euro, 10Euro
[サービス] ホットシャワー、無料Wi-Fi、軽めの朝・夕食、キッチン付き、湯沸かし器あり
[コメント] 宿が全体的にきれい。朝食はパンとゆで卵と軽いサラダ。夕食はパスタとかクスクスとか。屋上がオープンスペースでのんびりできる。

2010年5月24日月曜日

さよなら、アフリカ from Cairo

南アフリカから約3ヶ月かけてアフリカ大陸を陸路で縦断してきたわけだが、この大陸を離れるときは飛行機を使うことにした。ヨルダン、イスラエル、シリアを時間を回りたかったが帰国までにもう残された時間があんまりない。さすがにエジプトまで来るとあんまりアフリカという感じがしない。人もぜんぜん違うし、かなり発展しているし。そんな発展した街カイロでお買い物に行くことにした。

東南アジアからずっとお世話になっていたTシャツさんがもうすでに雑巾状態なので新しい服を伸張することにした。カイロの市街地からちょっと離れたところにCitystarsという大型ショッピングモールがある。


日本にいたときはショッピングモールなんてどこにでもあったのだが、アフリカではなかなか出会うことができない。
Citystarsに到着したときの驚きは忘れられない。入ったらすぐ近くにハーゲンダッツの看板が!!Coming soonと書かれていて、まだオープン前だったのだけれど、そういう店があるだけでついはしゃいでしまう。他にもH&MやZARAなど知ってるお店がたくさん入っている!もちろんこういうお店はワールドワイドで値段が大体決まっているので安くはないんだけれどここエジプトでそういう買い物ができるっていうことに驚きなのだ。それだけではなくて、Citystarsにはスーパーも入っている。スーパーの価格はエジプト価格。僕が思うに物価がアフリカ内で最安のエジプトだが、市街地にあるのは商店ばっかりで、どこの店でも聞かない限り値段がわからない。旅行者にとってはこういうのがかなり面倒で、言われた値段がぼろうとしている価格なのか適正価格なのかわからない。
しかし、このCitystars内のスーパーは定価がちゃんと決まっていて、品物に値札が付いている!日本にいたらわからない感覚だろうけど、値札が付いているものが並んでいるだけでかなり感動ものなのだ。そしてエジプト価格だから安い!スーパーを見て回るだけで半日使ってしまいそうな勢いだ。

こんなところに来て不思議に思うのがカイロに住んでいる地元のエジプト人がどういうところで買い物をしているかって言うことだ。商店には水やお菓子は置いてあるけれど食材はほとんど置いていない。しかもいいレストランもあんまりなくて、外食もあまり充実していない。市街地からCitystarsまで来るのには1時間近くかかるし普段どんなものを食べて生活しているんだろう。エジプトにいながらもその答えは見つからなかった。

スーパーを一通り見てから、最後に来たのがH&M。日本にあるH&Mにさえ入店したことはないが、ここカイロで始めて入店。長くお世話になったTシャツさんの変わりに、ちょっと目立つオレンジ色のかわいめのTシャツを新調した。穴あきの雑巾Tシャツともこれでお別れ。アフリカともお別れして、トルコのイスタンブールへ向かいます。



2010年5月22日土曜日

ダイバーの天国 in Dahab

エジプトって言ったら、ピラミッド、スフィンクス、神殿、遺跡、砂漠といったイメージの人が多いと思う。しかし、忘れてはいけないのはエジプトには紅海があるってことだ。

ダハブは紅海に面している街の1つで、多くのダイバーや旅行者がここを訪れている。紅海のきれいさはマレーシアやタイにいる頃から耳にしていたほどで、ダイビングのライセンスを取得した大きな理由の一つでもある。そして、「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」でダイビングの舞台になった場所でもある。

ダハブはそんな憧れのダイビングスポットであったのだが、アフリカ縦断中に聞いたダハブのよさといえばシュノーケリングの話ばかり。モザンビークのトーフでもジンベイザメに会えるのはシュノーケリングだったし、ここダハブもシュノーケリングなのかぁと、せっかく取得したダイビングのライセンスがちょっと寂しい感じがしていた。

とはいえ、なんだかんだ言いながらもせっかくライセンス取ったんだしダイビングをすることに決めた。ここでは深い場所を潜る前にチェックダイブとして近くのダイビングスポットでチェックダイブを行わなければらならない。チェックダイブと言っても近いところで普通にダイビングをして、浮力とエアーの持ちをそのときにチェックする程度だ。問題がなければ他の場所でダイビングをしてもいいということになる。

ダハブの有名なダイブスポットといえば、ブルーホールとキャニオン。ブルーホールは100m以上の深さがある場所で、フリーダイバーたちが50m以上も潜ったりするような場所だ。キャニオンは海に裂け目ができて、その中に潜って地形を楽しめることができる。

僕が到着した日よりも少し前からダハブの海が荒れていたようで、特に到着した日は、こんなところでシュノーケリングなんてやるのか?って疑ってしまうほど波が高かった。当然そんな波が荒れていてはダイビングにもあまりいい状況とはいえない。2日目にチェックダイブのために潜ったが、近場の波の影響を受けないところしか行くことができなかった。3日目、ちょうどアドバンスドのライセンスを取る講習生たちがブルーホールとキャニオンに行くということで、彼らに混じってダイブに出発した。

昨日までの波の大きさがうそのように、今日の海は穏やかでキャニオンに着いたときはほとんど波がたっていなかった。1本目はキャニオン。ここでは、裂け目に入って地形を楽しむわけだが、その裂け目を外から見ると先に入ったダイバーたちの気泡が水面に立ち上っていく様子を見ることができる。瀧が逆流するように立ち上っていく気泡を見れるのは圧巻だった。その景色を楽しんだ後、今度は自分が裂け目に入っていく。裂け目のそこから周りを見渡したときの景色がまたよくて、ダイビングしてよかったーと思ってしまうような景色だった。さすがに興奮したのか、裂け目の前まではほとんど酸素を使っていなかったのに裂け目から上がったところでかなり酸素を消耗してしまった。

2本目はブルーホール。こちらも見所はなんといっても地形。エルベルと呼ばれるエントリーポイントからブルーホールに近づいていく。右側には山のようにさんご礁が反りたち、左側は水深が深いので暗い闇が広がっている。透明度は今まで経験したことがないほどだ。紅海の珊瑚はとてもカラフルなのだが、遠くに見える珊瑚は光の屈折からほとんどが青みがかかっているのだが近づくに連れてそれらの色がカラフルに見えてくる。そして、ブルーホールに行くとみものは魚ではなくて人間。水深20m付近にとどまっている僕らよりもフリーダイバー遥かに深く潜っていき、闇へと消えていく。彼らはタンクを着けていない。そんな人たちを横目で見ながらまたも興奮したのか酸素を使ってしまい、ダイブマスターの酸素をもらうことになってしまった。アドバンスドを取って以降は酸素の持ちがよくなってきたと思っていたのになぁ。。エアの持ちについてはがっかりしながらもブルーホールのすごさに圧倒され、充実したダイビングができた。

ダハブはシュノーケリングだと聞いていたがそんなことはまったくない。もちろん珊瑚がきれいだし、いろんな魚が見れるのでシュノーケリングもいいんだけれど、ダイビングができるなら是非ともこの海でダイビングを体験してほしいと思う。エジプトはこんないい観光地があってほんと観光大国なんだなーと深く感じた一日だった。


[宿泊] 7 HEAVEN
[場所] Dahab, Egypt
[料金] ドミトリー 10EP,20EP ダブル 30EP,45EP,80EPなど
[サービス] ホットシャワー、コールドシャワー、ファン、エアコン、有料Wi-Fi、飲み物はいつでもフリー
[コメント] 部屋が多くて選択肢が豊富。宿のオーナーのサミールは有限実行のいいおっちゃん。水道水は薄めの海水(DAHABの水道水は基本的に海水)

2010年5月17日月曜日

スフィンクスさんにありがとう! in Cairo

しばらく、かなり長い間ブログの更新をサボってしまったけれども、南アフリカのケープタウンから出発しようやくエジプトのカイロに到着した。

ケープタウンの喜望峰ではよろしくお願いしますの挨拶をしてきたので、今日はスフィンクスさんにありがとうございましたの挨拶をしに来た。
まだ旅は続くけれども、無事アフリカのカイロまで来させてもらってありがとうございました!
長い間ブログを更新していなかったので、時間があるときに過去の部分をアップしていこうと思う。
今日はナイロビで起こった事件をアップした。

下の写真はスフィンクスが見つめる先にあるKFC(1F)&ピザハット(2,3F)のスフィンクス店の屋上(4F)から。大きなピラミッドの左下に小さく見えるけどスフィンクスが。。
ここから夜に行われる音と光のショーが見れるということだが、ショーの始まる時間が遅い(ピラミッド地域にいられるのは18:00までで、ショーが始まるのは20:30から。)ので見ないでホテルに帰ってしまった。ちなみに、音と光のショーは、通常70EPかかるが、この屋上からだと20EPで見られるということだ。


[宿泊] Dahab Hotel
[場所] Cairo, Egypt 地球の歩き方にも載っている
[料金] シングル 35EP、ダブル 45EP
[サービス] ホットシャワー、ファン、無料Wi-Fi
[コメント] 部屋は狭いがトイレ、シャワーがきれい。エレベーターが旧式(2重扉)で趣がある。