2010年4月2日金曜日

ジンベイザメと遊泳 in Tofo

東南アジアを旅しているときや、ナミビアで会った旅行者からモザンビークはすごい、モザンビークに行けってことを何度か聞いていたんだけれども、実際何がきれいなのかどうすごいのかちゃんと聞かずにいたので特に用もなく通り過ぎようとしていた。しかし、かなりの高確率でジンベイザメやマンタに会えるという話を聞いてどうしても行きたくなり、タンザニアを目前にして、逆方向のモザンビークに立ち寄ることにした。
クモが何匹も巣を張っているような宿に泊まったり、バスの中に泊めさせてもらったりもしながら、ジンベイザメに会うためだと思い、3日間かけてマラウィからやってきた。
ジンベイザメにはダイビングで出会えるのだとばかり思っていたのだが、ジンベイザメは水面近くにいるためダイビングではなくシュノーケリングで一緒に泳ぐことになるとのことだ。そして、ジンベイザメのいるポイントを探したりする必要があるため、現地ではOcean Safari(オーシャン・サファリ)という名前のサービスで通っている。陸のサファリ、ボート・サファリとやってきたが、ここではオーシャン・サファリというわけだ。
ダイビングででっかいジンベイザメと一緒に泳ぐ予定でやってきたのだが、ダイビングでジンベイザメに会える確率はかなり稀だということでオーシャンサファリをやることにした。

オーシャン・サファリ1日目
12:30にダイブショップに行き、1通りの説明を受ける。ガイドは黒人で英語でしゃべっているんだけれど何を言ってるのかほとんど聞き取れなかった。というか、声が小さくてちゃんと聞こえない。ガイドでサファリの流れみたいなのを説明しているらしかった。
その後、ジンベイザメと及ぶ際の注意みたいなものをビデオで見せられてようやく海へ。船は想像よりもかなり小さくて左右に5人ずつ乗ったらいっぱい。荷物を置くようなところもなく、帽子やタオルを持って言われたにもかかわらず持っていった帽子やタオルは操縦かんの下に投げ込まれ、一切使うことができなかった。浜から海へ行くのでみんなで船を押して沖に出てからエンジンをかける。
ようやくサファリを開始して、獲物を探していく。このTofo(トーフ)から行く範囲で見られるのはジンベイザメ、マンタ、ドルフィンなど。大物がいると海面に影が見えるらしく、それを探すのがガイドの仕事だ。サファリの客たちもガイドと一緒に必死で影を探す。10分、20分、30分と経ったが一向に影は見つからず。。
1時間経っても何も見つからないのでちょっと海に入ってシュノーケリングをしようということになった。Tofoには巨大生物はいるけれども特にきれいな海というわけでもないので、たいした透明度もないところでスキューバをし、太陽に照らされ続けた体を少し冷やした。
もうあきらめ半分で船に戻り、来た道をもう一度探索しながら帰ったが、結局何も見つからず。ジンベイザメどころか、ドルフィンもマンタの影さえも見かけずサファリ終了。
一回につき$50近くもするサファリがまったく何も見つけられずに終了?しかもわざわざ3日間もかけてやってきたのに。。こんなのってあり?ガイドは申し訳なさそうに、「明日また行こう。こういう日はめったにないんだ」みたいなことを言って励ましてくれた。料金については受付に言ってくれれば考慮してくれるはずだみたいなことを言っていた。
ダイブショップに戻って明日の予約を入れながらディスカウントの交渉をしてみたが、受付では「私には何にもできません。そういうディスカウントはしません。保障はしません。」とばかり。I'm sorryとは言っているもののまったくその気持ちは見えず、すごい嫌な受付だった。
確かに自然界のことだから出会えないこともあるってのはわかるし、保障しませんと言うのはわかっているのだが、なんか違う態度のとり方ってのがあるでしょう!こんな受付のいるダイブショップは変えてやりたかったが、ガイドはいい人だったのでとりあえずもう一度そこでサファリをすることに決めた。


オーシャン・サファリ2日目
今日のガイドは昨日のガイドとは違って白人だった。話は昨日と比べてめっちゃわかりやすく、昨日こんなことを言われていたんだな~なんて考えながら話を聞いていた。昨日のガイドもいい人ではあったんだけどね。
昨日と同じ方法で海に行きサファリ開始。すると今度は20分を過ぎたころだろうか。大きな影を発見!ドルフィン?という声を背に海に入ってみると、いたジンベイだ!!すぐ近くいる!ジンベイの表面の点々がめっちゃ間近に見える!その後、数分間ジンベイと並行して泳いだ。続いて、2本、3本と一緒に泳ぎながらジンベイをいろんな角度から観察しなが泳いだ。その後、他のドルフィンなどは見つからなかったけれど、ジンベイに会えたことで大満足。
大きさは6m~7mくらいで、沖縄の中ら海水族館で見たのよりも大きかった気がする。ガイドの話ではジンベイザメのサイズとしては中くらいの大きさということだ。しかし、サファリで見られるのは小型の4mくらいのものが多いらしい。ジンベイは大きくなれば10m、12mという話を聞くが、ガイドでさえ10mのジンベイザメとは会ったことはないらしい。
今日も何も見れなかったらどうしようという不安も吹き飛び、わざわざトーフに来たかいがあった~。

[宿泊先] FATIMA'S NEST
[料金] ドミトリー 400Mt(約$12)
[サービス] 水シャワー、キッチン有り(包丁壊れてる。食器はめちゃ少ない。)

[モザンビーク国境情報]
要ビザ 1ヶ月 $30 アライバルでビザを取得可能。
モザンビーク通貨(メティカ)で払うと485Mt。
現在のレート($1=31.8Mt)から考えると、485Mtは$16くらいなのでメティカ払いはドル払いの約半額ということになる。少しばかり悪いレートでも国境でメティカを入手してからビザの代金を払う方が得

[移動] Nkhata Bay - Lilongwe
[交通手段] 大型直行バス
[価格] 1130MKW
[時間] 6:00 - 14:00

[移動] Lilongwe - ZALEWA
[交通手段] 大型バス(Blantire行きを途中下車)
[価格] 850MKW(言い値は1100MKW)
[時間] 15:00 - 19:30

[移動] ZALEWA - マラウィ・ボーダー
[交通手段] ミニバス
[価格] 400MKW(言い値は500MKW)
[時間] 45分程度

[移動] マラウィ・ボーダー - モザンビーク・ボーダー
[交通手段] 乗り合いタクシー
[価格] 130MKW
[時間] 5分程度

[移動] モザンビーク・ボーダー - Tete
[交通手段] ミニバス
[価格] 100Mt
[時間] 2時間程度

[移動] Tete - Maxixe
[交通手段] 大型バス(Maputo行きを途中下車)
[価格] 1250MKW(マプトまでと料金変わらず)
[時間] 4:30 - 20:00

[移動] Maxixe - Inyambane
[交通手段] ボート
[価格] 20Mt(人10Mt + 荷物10Mt)
[時間] 20分程度

[移動] Inyanbane - Tofo
[交通手段] ミニバス
[価格] 30MKW(人15Mt + 荷物10Mt)
[時間] 1時間程度

2 件のコメント:

  1. 元気かな?
    masa頑張れ~~(^□^)ノ

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  2. ひさしぶり!元気です。
    ずいぶんブログを更新してなかったけど久々にアップしたよー。

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