2010年3月27日土曜日

ちょっとゆっくり in Nkhata Bay

ナミビアからボツワナ、ジンバブエ、ザンビアを駆け抜けてマラウィにやってまいりました。
サファリやったり、ビクトリア・フォールズ見たりいろいろ書きたいことは盛りだくさんだけど、とりあえず今いるマラウィのことを。

マラウィは先にあげた4つの国と比べ格段に知名度が低いと思う。そもそもアフリカを旅しようと思う前はマラウィという国名さえ知らなかったし、行くことに決めてからこのマラウィの見所はいったいなんなのかを調べてみた。するとマラウィのキャッチフレーズは「アフリカのあったかハート (The warm heart of Africa)」。要するにこれといった観光地ってのはないけど、人々はいい人だよーみたいな感じかな。

ナミビアにはナミブ砂漠、ボツワナにはチョベ国立公園やオカバンゴ・デルタ、ジンバブエとザンビアには国境にまたがるビクトリアフォールズみたいな国の看板になるような観光スポットはまったくない。そもそも日本を代表するガイドブック地球の歩き方の南アフリカ版には国名さえ載っていない。

そんな何もないところなんだけど、キャッチフレーズ通り人々はみんないい感じで陽気な人たちばかりだ。今はそんな国の湖のほとりで一服中。

今まではかなり発展した観光地の街か、何もなくてキャンプするしかないようなところだったけれど、このンカタ・ベイはほどほどの田舎でマーケットがあり、マラウィ人と接することができる。そんなところでネットが使えているということにびっくりだ。


[宿泊先] Big Blue Star
[料金] テント泊 450Mkw、ドミトリー 600Mkw~
[サービス] ホットシャワー、有料キッチン(一人1日につき200Mkw)、無料Wi-Fi

2010年3月15日月曜日

ヒンバ族の村 at Opuwo

ナミビアの北方にあるアンゴラにだいぶ近い町オプオゥ(Opuwo)というところにいる。
オプオゥにはヒンバ族、ヘレロ族、デンバ族など伝統的なアフリカの民族がごったになって暮らしている。オプオゥから10kmほど離れたところにあるヒンバの村を訪れたが、写真のようなヒンバ族はオプオゥの町の中にもいて、普通にスーパーマーケットで買い物をしたりしている。

[宿泊先] ABBA Guesthouse
[住所] Box 30, Opuwo, Namibia
[料金] テント箔 N$40、ルーム N$80~
[URL] http://www.abbaguesthouse.com/
[サービス] ホットシャワー、キッチン(ガスコンロ)、インターネット(パソコン持込の場合は無料)、電源あり

2010年3月13日土曜日

ナミブ砂漠 at Sesriem

ナミビアという国に来ている。ナミビアは南アフリカの北西側にある国で、ナミブ砂漠で知られている。Windowsの背景を選択するときに出てくるあの砂漠の写真はナミブ砂漠の写真だ。その広さは50,000k㎡もあり、東京ドームが約100万個入る広さだ。もう広すぎてよくわからない。
そんな広大なナミブ砂漠の中の見所はデューン45(Dune 45)とソススフレイ(sossusvlei)という場所で、ナミブ砂漠の奥地になるが、ここにくればあのWindowsの写真の景色を目にすることができる。
ナミブ砂漠も赤い砂漠で、ベトナムの旅行中に立ち寄ったムイネーの砂丘と同じような色だけれど、規模がぜんぜん違う。それによく見ると砂漠の表面の模様がまた違っている。
不毛の地である砂漠になぜか惹かれてしまい、かなり長い間歩き回ってしまった。上記に挙げた場所以外にワルビスベイ(Walvis Bay)の近くにデューン 7(Dune 7)という白い砂漠もある。個人的にはこのDune 7もけっこうお気に入りで、ここ2,3日は砂漠三昧の日々を過ごしている。



[宿泊先] Sesriem Camp Site
[住所] セスリムにある。行けばわかる。
[料金] テント泊R125/人(ローシーズン料金)
[サービス] ホットシャワー、電源あり

2010年3月7日日曜日

ポニー・トレッキング in Malealea

レソト(Lesotho)という国をどれだけの人が知っているだろうか?正直アフリカというところに興味を持つ前は、この国名さえ知らなかった。レソトは南アフリカの中にある小さな国だ。ケープタウンでレソトがあまりにもすばらしいとのことを聞いて、うっかりレソトに立ち寄ることになった。

マレアレアという町に来た。舗装道路から離れてからかなりのガタガタ道を通ってきたところにマレアレア・ロッジ(Malealea Lodge)というキャンプサイトがある。中に入ってみるとここは周りとは別世界のようで、白人がたくさんいて、お土産屋があって、バーがあって、ビリヤード場がある。白人がいるところはこうなるよなっていう典型的な感じのロッジがど田舎のこの町にある。
ここではポニートレッキングが有名らしいということで、さっそくポニーに乗って滝に向かってトレッキングをしてきた。

今まで馬にまたがったことがある程度で、初めて長い時間馬(ポニーというけど馬だと思う)に乗るので少し緊張したけれど、けっこう楽しめた。こんな坂下ってけるの?ってところを馬は進んでいく。
僕が乗った馬は途中にあるトウモロコシ畑からトウモロコシをかってに食べようとしたり、他の馬を威嚇したりけっこう問題児だった。性格が出てしまったか。。


4時間のポニートレッキングの後、夕食を食べてから夜は星空を見にロッジから少し散歩して草原で寝ころがった。マレアレアから見る星空は今までで一番きれいだったと思う。オリオン座がどこにあるのか簡単にわかりにくいくらい星がたくさん見えた。この夜空は写真ではなくここに来て確かめてもらうしかない。

[宿泊先] Malealea Lodge
[住所] マレアレアにある。行けばわかる。
[料金] テント箔 R70
[サービス] ホットシャワー、キッチン(ガスコンロ)、電源あり(電気は19:00から22:00まで)

2010年3月3日水曜日

喜望峰:アフリカ最南端ではありません

ケープタウンといえば、喜望峰で知られている。喜望峰はヴァスコダ・ガマがインドへの航路を見つけたときに通った場所で、教科書にも出てくるくらい有名な場所だ。

ヴァスコダ・ガマが航路を発見したころは歴史上では大航海時代と呼ばれ、ポルトガルやスペインなどが競って地理上の発見を成し遂げていった時代だ。その航海技術の発展は単に地理的、科学的好奇心からではなく、経済的な問題が原因となったと考えられ、オスマントルコの台頭が関係している。
オスマントルコが台頭してくる前、モンゴル帝国が広大な範囲で栄えていた。モンゴル帝国が広く繁栄していた時代は欧州とアジアとの貿易が活発であったが、モンゴル帝国も同様に衰退し、それを機にオスマントルコが台頭していった。オスマントルコの台頭により、欧州はアジアと結んでいた貿易航路(地中海をとおり航海に抜ける)を奪われてしまった。

欧州はオスマントルコの台頭によってアジアとの貿易する手段がなくなってしまったが、その問題を解決すべくアジアへの航路を発見するために、競って海の航路を開いていったとされている。その中でヴァスコダ・ガマは喜望峰を通ってインドへと航海する航路を見つけた。だから、喜望峰は地理上の端にある拠点というだけでなく、欧州とアジアを結ぶ岬としての意味がある。

それと、よく誤解されていることだが、喜望峰はアフリカ最南端の岬ではない。喜望峰より少し離れたところにあるアグラス岬がアフリカの最南端で、喜望峰は最西南端の岬だ。ケープタウンからのアクセスのしやすさや、歴史的にも喜望峰が有名なため観光客もこちらは多い。アグラス岬はどんななのかは行かなかったからわかりません。



[宿泊先] Cat and Moose Backpackers Lodge
[住所] 305 Long Street, Cape Town, South Arica
[料金] ドミトリー R110(日本人にはおまけしてくれてR100。それでも¥1200だけど。。)
[URL] http://www.catandmoose.co.za/
[サービス] ホットシャワー、有料Wi-Fi (R10/h)、キッチン

2010年3月1日月曜日

テーブル・マウンテン登山 at Cape Town

人生初のアフリカ大陸に上陸!

最初はいったいどんなところなのかドキドキものだったが、すんなり入国審査もパスできた。
空港のきれいさはシンガポールのチャンギ国際航空と比べても見劣りすることがないくらいきれいだった。なんだか想像していたアフリカとはまったく違う感じだ。とはいえケープタウンは特別だということもよく聞くけど。これほどきれいな空港の中で、他のきれいな空港と唯一違うことはけっこう黒人がいるなってくらいだろうか。ケープタウンの空港は、白人の割合もかなり高く、世間でよく言われているようにほんとにヨーロッパのようだ。

ケープタウンの街に出て目に付くことは、お店の外側に安全のために檻が設けられていることだ。店の前面の檻はこの南アフリカが危険な国であることを象徴しているように見えるが、実際に街を歩いてみると世間で言われるほど危険な感じは受けない。逆にこんなんでいいの?って思ってしまうほどだ。そうは言っても気を緩めることはできないのだけれども。。

今日はケープタウンの観光名所の1つであるテーブル・マウンテンに登ってきた。登山の半分ほどは暑さでしんどかったが、頂上に到着するとだいぶ気温も下がり、雲で景色も見にくくなっていた。それでも時折雲が晴れてケープタウンの街を見下ろすときの景色は圧巻だった。また、街とは反対方向を見てみると山の上を雲が滝のように流れていて絶景だった。テーブル・マウンテンからはケープ・ポイントも見ることができたらしいが頂上にいたときは気づくことができなかった。残念だけどまたテーブルマウンテンに登ることは当分ないだろう。