2010年8月16日月曜日

ハウスの整備

ビニールハウスって知っているようで、
実は知らないことだらけです。

そもそも、ビニールハウスがいうところの
ビニールとは、ポリ塩化ビニルフィルムのことを言うんですが、
耐久性に優れず、あんまり使ってるところはないようです。

現在では、農業用ポリオレフィン系フィルム(通称:農ポリ)という素材が
幅広く使われているようです。
農ポリもいろいろ種類があるんですけど。


今日の作業は、ハウスのサイドの上げ下げをさせるための直管を直したり、
メンテナンスのための潤滑油を補給したり。
やっぱり機械だからたまにはメンテナンスしないといけません。


メンテナンスとは別なんですけど、
作業中に勝手にサイドが開いてきてしまいました。
先日書いたようにハウスは太陽熱消毒中なので
締め切りにしてなきゃなんないんです。
いったい、なぜ?

原因はリミッターでした。
リミッターには温度センサーが付いていて、
ハウスの異常があると動作するようになっています。
通常はハウスの中にあるのですが、
現在は太陽熱消毒中なので外に出しておきました。
しかし、外の温度も40度を超えてしまい、
温度が上がりすぎてリミッターが異常を検知してしまったようです。
一応設定できる最大温度50度にまで設定を変更しておきました。
50度は超えないでほしいです。。



ここで、ビニールハウスで使われる部品をちょっと紹介。

・パッカー
農ポリなどのフィルムをパイプに止めるための道具。
パカッと止めるからパッカーなのかな。

・くるっ子
ハウスの屋根やサイドを開け閉めするとき、
直管に接続して操作をさせるもの。
くるくる回すからくるっ子なんですかね。

名前がそのまんまで覚えやすくて助かります。
他の資材はそんなに簡単じゃないんですけど。。

参考


2 件のコメント:

  1. こんにちわ。

    なんか40度とか、ありえないですね。
    うちの多肉植物さん達も瀕死の状態。
    TVでは、苗付けしたばかりの山葵がダメになったって。
    植物を扱うのは、本当に難しいね。
    なんせ、辛くても自分じゃ動けないもの。

    ちなみに、建築の建材も安直なネーミングが多いよ。
    電話で発注する時とか、恥ずかしいんですけど・・・。

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  2. この暑さで苗にも余裕がないですよ。
    ほんと、植物も話せれば楽なのにな。
    せめて、あかちゃんみたいに
    声を出して泣いてくれればねぇ。
    プロの農家はその声を聞けるようにならないとですね。

    安直なネーミングは恥ずかしいですけど、
    覚えるのが楽で好きですよ。

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