スーダンっていう国を知っている人は
どれくらいいるんだろうか。
”あいのり”でそんなあだ名の人いたっけかな?
くらいの知名度かな。
アフリカで最も広い面積を持つこの国は
内戦続きだとか、地雷がたくさんあってとか、
そういうことで知られているようだ。
でも、普通に日本で生活していたら
そうそう話題には上ることはないだろう。
そんなスーダンについて自分なりにまとめるとこんな感じ。
・人がめっちゃやさしい。
何度もゴハンをおごってもらったし、
宿を見つけるのに車に乗せてくれたり、
それでチップも要求してこない。
・とにかく暑い。
僕が行った時は50℃超えてた。
車の窓から入ってくる風がドライヤーを浴びてる感じ。
・ダニに気をつけろ
ベッドシーツにそのまま寝てはいけない。
かならずダニにやられる、間違いない。
・入国にやたら金がかかる
エジプトから行く場合はビザが100ドル。
ケニアでビザを取れば60ドルくらい。
さらに入国後はレジストレーション(登録)が必要で、
それには40ドル。
・バスが快適
大きなバスは冷房完備で、ジュースやお菓子が配られたり、
大変な旅の中でも安心できる。
数年前はそんなことなかったらしい。
中国資本のおかげ。
・観光できるところは特になし
小さなピラミッドに登ったりできるが
観光客を呼び寄せるようなところはない。
一面砂漠が広がる感じ。
・アフリカっていうか中東っぽい
スーダンの南側には入れなかったけど、
南の人たちはいかにもって感じの黒人。
北の人たちは中東の人って感じ
・マンゴージュースがめちゃうまい
暑すぎて大変だけど冷水器がいろんなところに
設置されていたり、ジューススタンドがあったりする。
その中でもハルツームのマンゴージュースは最高。
また飲みたい。
東北部分しか旅では回れなかったけど、
そんな感じのスーダンでした。
なんで急にスーダンの話題?っていうと
1月9日(明日)に住民投票が行われるから。
ケニアでスーダン大使館を探した時に、
南スーダンか、北スーダンかみたいなことを聞かれて、
スーダンって一つの国じゃなかったっけ?ってなって
ちょっと混乱した。
実は、南のスーダンは独立意欲が高く、
北側と南側で長い間緊張状態が続いている。
今回の住民投票は南スーダンの独立を求めたものだ。
南の独立は避けられそうにないように見える。
あんなにいい人たちがたくさんいたスーダン。
是非とも穏健にことが進んでほしいが、
南スーダンが独立した場合、北の各民族も
独立運動を行って内戦に発展する可能性もある。
単一民族国家の日本はそういう民族の争いとか
理解するのが難しいのかもしれないな。
写真はアトバラの市場の人たち。
改めてみるとかなり黒いんだけど、中東っぽくもある。
やっぱりケニアや南部アフリカとは違う。

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