2010年9月15日水曜日

為替介入

ひさびさにちょっと農業を離れた話

政府・日銀は円高を阻止するため、
為替介入を行ったとのことだ。

具体的には、円を借りてきて(国の借金)
ドルの債券を買って、ドルを下支えるというものだ。

個人的な見解からすると、
為替介入についてはまったくもって反対だ。
自国の通貨が高いということは
円の資産価値が上がるということで
円資産を持っている日本人にはいいことなのだ。
石油も安く買えるし、海外旅行でも得だ。
輸入物については円高還元セールをやってくれても
輸出会社が円安のときに何を還元してくれたのであろうか。

そもそも、今が円高なのかどうかはわからない。
今からすれば1ドル90円は円安だが、
3年前はそうではなかったからだ。

今後ドルが、70円、60円となっていけば
80円は円安ということになる。

今のところ、短期的にはあるにしても、
中長期的にドルの価値が上がっていくとは想像に難しい。

世間が円高だと騒いでいるからって、
両替所に行って今のうちにドルにしようという
考えは危険な行動に見える。

今後円安に戻るなんて誰も保証していないし、
そもそも40年前は1ドル300円だったのだ。

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