農場のほうは、引き続き定植準備中。
圃場を太陽熱消毒から解放して、
苗を植える場所をきめて、
マーキングしています。
太陽熱消毒中のハウスの中はこんな感じ。
まさにサウナ状態です。
畝には古~いビニールがかかってます。
この時しか使わないので、
きれいかどうかは関係ありません。
キャンディーってのは、食べるキャンディーではなくて、
このビニールをキャンディーみたいにまとめて置くんです。
広げたまんま保存しとくわけにはいかないのでね。
キャンディーみたいにしてとっておけば、
スペースも節約できて、次に使う時に
簡単に広げられるんです。
下はキャンディーを作っている時の様子。
バスタブの中に人間が入って、
足でビニールを踏んで、
押し込んでいきます。
できあがり。
はい、キャンディー
これがキャンディー??
でもコンパクトにはなったでしょ。
この写真じゃ大きさがわからんか。。
2010年8月27日金曜日
セルフレジ
ちょっと用事があって、下妻市民の憩いの場、
下妻物語でもおなじみのイオンモール(ジャスコ)に行ってきた。
ここで初めて目にしたものは、セルフレジ!
テレビで見たことはあったけれど、
使われているものを見たのは初めて。
自分で買う商品のバーコードを読み込ませて、
レジ側が計算するので、それに従って料金を払う仕組みだ。
おつりも自動で出てくる。
これならおつりを渡してもらう時に、
手と手が触れ合って、
キャッとかなる心配もいりません。
僕は値引きの品を買ったのだけれど、
ちゃんと値引きもされてました。
この機械はいくらするんだろうか?
元をとるのに何年かかるのかな?
なんて疑問があるけれど、何一つ調べてません。
すみません。
ガソリンスタンドもセルフが増えたし、
そのうちレジも増えていくんだろうか?
でもこれだと慣れない人はめっちゃ遅くて
行列がたくさんできそうな気がする。
そしたらレジの数増やさなきゃいけないし、
コスト削減になるのかけっこう疑問。
2010年8月24日火曜日
2010年8月23日月曜日
炭そ病
イチゴにも人間と同じように病気があります。
僕が知る限り、イチゴの病気でもっとも怖いのが、
この炭そ病(たんそびょう)ってヤツです。
炭そ病の苗は、葉っぱに墨を落としたような
黒いシミができます。
このシミ見つけるのがけっこう大変。
炭そ病があるぞ~!って言われて、
探せば見つけやすいんですが、
あるかないかも分からないものを
見つけるのは難しいです。
炭そ病に掛かってしまうと苗は立ち枯れてしまいます。
炭そ病は空気感染するため、発見が遅れると
一瞬で広がっていってしまいます。
何千のもの株が全滅する可能性も。。。
もちろん、枯れてしまうので実を取ることはできません。
こわいですね~。
今回は、葉かきの作業中に発見してしまいました。
葉かきは、多くなった葉を削ぐ作業です。
ボサボサ頭の髪の毛をさっぱりしてあげるような感じ。
1株1株、葉をかきながら病気や虫を確認します。
細かいし、量も多いし、大変な作業だけど、
病気の早期発見という意味合いを考えると
重要な作業なんだな~。
僕が知る限り、イチゴの病気でもっとも怖いのが、
この炭そ病(たんそびょう)ってヤツです。
炭そ病の苗は、葉っぱに墨を落としたような
黒いシミができます。
このシミ見つけるのがけっこう大変。
炭そ病があるぞ~!って言われて、
探せば見つけやすいんですが、
あるかないかも分からないものを
見つけるのは難しいです。
炭そ病に掛かってしまうと苗は立ち枯れてしまいます。
炭そ病は空気感染するため、発見が遅れると
一瞬で広がっていってしまいます。
何千のもの株が全滅する可能性も。。。
もちろん、枯れてしまうので実を取ることはできません。
こわいですね~。
今回は、葉かきの作業中に発見してしまいました。
葉かきは、多くなった葉を削ぐ作業です。
ボサボサ頭の髪の毛をさっぱりしてあげるような感じ。
1株1株、葉をかきながら病気や虫を確認します。
細かいし、量も多いし、大変な作業だけど、
病気の早期発見という意味合いを考えると
重要な作業なんだな~。
2010年8月22日日曜日
講習会
農場を離れ、ペンとノートを持って講習会に参加。
いつものグローブと足袋とは大きな違い。
汚れを気にせずに服を着ていけるってのは
ちょっとうれしいですな。
机上で植物のことを
学ぶのは今回が初めて。
本はいつでも読めるけれど、
講演してくれる人がいて、
その場で質問できたりっていう機会は
めったにない。
生物は勉強していなかったし、
化学も大学受験以来で
ほとんど忘れてしまっているけれども、
理論が現場でどのように使われているかって
いうのを学んでいくのは楽しい。
白板使って論理的に筋立てて説明してくれて、
久しぶりに授業を受けている気分。
しかし、ちょっと普通じゃないのは
この講習会の開かれた場所。
いつものグローブと足袋とは大きな違い。
汚れを気にせずに服を着ていけるってのは
ちょっとうれしいですな。
机上で植物のことを
学ぶのは今回が初めて。
本はいつでも読めるけれど、
講演してくれる人がいて、
その場で質問できたりっていう機会は
めったにない。
生物は勉強していなかったし、
化学も大学受験以来で
ほとんど忘れてしまっているけれども、
理論が現場でどのように使われているかって
いうのを学んでいくのは楽しい。
白板使って論理的に筋立てて説明してくれて、
久しぶりに授業を受けている気分。
しかし、ちょっと普通じゃないのは
この講習会の開かれた場所。
公民館みたいな部屋じゃなくて
広い肥料置き場に白板とプロジェクターを
置いてやっっちゃうってとこが、
いかにも農業らしいな。
2010年8月19日木曜日
マーキング
ストロベリーフィールズには、土畝(土耕栽培)の棟の他に、
高設ベンチ(高設栽培)の棟が3棟あります。
高設ベンチでは、立ったまま苗に手が届くので、
作業がやりやすいんです。
使っている土の量も少ないので、
土耕の棟よりも早めに太陽熱消毒を終え、
定植の準備に入っちゃいます。
定植とは、苗を植えることですね。
定植の準備で一番重要なのはマーキング(印付け)です。
どこに植えるかわからないと困りますからね。
マーキングには、バカ棒を使います。
バカ棒は土木用語なのかな?
みんながそう呼んでるんですけど、
バカ棒ってちょいとかわいそうな名前。
決まった間隔で印が付けられるようになってて、
便利なのにバカ棒。
だれかいいネーミングを考えてあげてください。
写真の左側に見えてるのがバカ棒。
これを培土に押し込んで印を付けていきます。
高設ベンチ(高設栽培)の棟が3棟あります。
高設ベンチでは、立ったまま苗に手が届くので、
作業がやりやすいんです。
使っている土の量も少ないので、
土耕の棟よりも早めに太陽熱消毒を終え、
定植の準備に入っちゃいます。
定植とは、苗を植えることですね。
定植の準備で一番重要なのはマーキング(印付け)です。
どこに植えるかわからないと困りますからね。
マーキングには、バカ棒を使います。
バカ棒は土木用語なのかな?
みんながそう呼んでるんですけど、
バカ棒ってちょいとかわいそうな名前。
決まった間隔で印が付けられるようになってて、
便利なのにバカ棒。
だれかいいネーミングを考えてあげてください。
写真の左側に見えてるのがバカ棒。
これを培土に押し込んで印を付けていきます。
2010年8月18日水曜日
遮光ネット
暑い日々がまだまだ続いてます。
この天気で真昼の外の作業はほんとやってられませんね。
Tシャツなんて10時の休憩前にすでにびしょ濡れです。
ハウスで作業中に倒れた人がいるなどの
ニュースを聞くと、ハウスの中の方が外よりも
厳しそうだなんて思う人がいるかもしれないですが、
ハウスにもいろんな種類があります。
締め切りのハウスだったらつらいかもしれませんが、
屋根やサイドを開けて換気したりできるものもあります。
ただ、開けただけでは外気と同じになるだけで、
決して涼しいわけではないんですよ。。
それでも締め切りで太陽熱消毒をしているハウスと
比べれば、天と地の差です。
なんせ、太陽熱消毒中のハウスから、外に出ると
この外気でさえすっごく涼しく感じるんです。
さらに涼しくするには遮光ネットというものを使います。
ハウスの上に被せて、太陽光を防ぐんです。
遮光という名前だけれど、遮熱効果を
期待して使っているわけです。
今日はまず、その遮光ネットを被せる作業から。
さて、この写真はどこから撮っているでしょうか?
正解は、ハウスの上からです。
登ってみるとけっこう高いんですよ。
高いところはあんまり得意じゃないんで、
つい無駄に力が入っちゃいます。
疲れないために遮光ネットを被せるのに、
屋根の上で体力消耗しちゃいけませんよね。
この天気で真昼の外の作業はほんとやってられませんね。
Tシャツなんて10時の休憩前にすでにびしょ濡れです。
ハウスで作業中に倒れた人がいるなどの
ニュースを聞くと、ハウスの中の方が外よりも
厳しそうだなんて思う人がいるかもしれないですが、
ハウスにもいろんな種類があります。
締め切りのハウスだったらつらいかもしれませんが、
屋根やサイドを開けて換気したりできるものもあります。
ただ、開けただけでは外気と同じになるだけで、
決して涼しいわけではないんですよ。。
それでも締め切りで太陽熱消毒をしているハウスと
比べれば、天と地の差です。
なんせ、太陽熱消毒中のハウスから、外に出ると
この外気でさえすっごく涼しく感じるんです。
さらに涼しくするには遮光ネットというものを使います。
ハウスの上に被せて、太陽光を防ぐんです。
遮光という名前だけれど、遮熱効果を
期待して使っているわけです。
今日はまず、その遮光ネットを被せる作業から。
さて、この写真はどこから撮っているでしょうか?
正解は、ハウスの上からです。
登ってみるとけっこう高いんですよ。
高いところはあんまり得意じゃないんで、
つい無駄に力が入っちゃいます。
疲れないために遮光ネットを被せるのに、
屋根の上で体力消耗しちゃいけませんよね。
2010年8月16日月曜日
ハウスの整備
ビニールハウスって知っているようで、
実は知らないことだらけです。
そもそも、ビニールハウスがいうところの
ビニールとは、ポリ塩化ビニルフィルムのことを言うんですが、
耐久性に優れず、あんまり使ってるところはないようです。
現在では、農業用ポリオレフィン系フィルム(通称:農ポリ)という素材が
幅広く使われているようです。
農ポリもいろいろ種類があるんですけど。
今日の作業は、ハウスのサイドの上げ下げをさせるための直管を直したり、
メンテナンスのための潤滑油を補給したり。
やっぱり機械だからたまにはメンテナンスしないといけません。
メンテナンスとは別なんですけど、
作業中に勝手にサイドが開いてきてしまいました。
先日書いたようにハウスは太陽熱消毒中なので
締め切りにしてなきゃなんないんです。
いったい、なぜ?
原因はリミッターでした。
リミッターには温度センサーが付いていて、
ハウスの異常があると動作するようになっています。
通常はハウスの中にあるのですが、
現在は太陽熱消毒中なので外に出しておきました。
しかし、外の温度も40度を超えてしまい、
温度が上がりすぎてリミッターが異常を検知してしまったようです。
一応設定できる最大温度50度にまで設定を変更しておきました。
50度は超えないでほしいです。。
ここで、ビニールハウスで使われる部品をちょっと紹介。
・パッカー
農ポリなどのフィルムをパイプに止めるための道具。
パカッと止めるからパッカーなのかな。
・くるっ子
ハウスの屋根やサイドを開け閉めするとき、
直管に接続して操作をさせるもの。
くるくる回すからくるっ子なんですかね。
くるくる回すからくるっ子なんですかね。
名前がそのまんまで覚えやすくて助かります。
他の資材はそんなに簡単じゃないんですけど。。
参考
2010年8月15日日曜日
親苗さん、ご苦労様。
子苗も順調に成長してきています。
子苗に何か問題が出たときに備えて、
今まで親苗も見守っていましたが、
今後は子苗だけでやっていけそうなので、
親苗の役目もこれで終了です!
親苗さん、ここまでご苦労様でした!
ありがとうございました!
親苗に最後の挨拶をして
ナイアガラ(親苗育苗棟)の清掃です。
2010年8月14日土曜日
ロックウール
ロックウールとは、溶岩を溶かして綿状にしたものです。
建築では断熱材として使われたりしているみたいですね。
このロックウールは、農業では培土のかわりに使われたりします。
http://www.rockwool.co.jp/seihin/seihin16.html
先日訪れた東京ビックサイトの施設園芸展で
このロックウールがいろんなに使われていした。
見た目はきれいだし、作業しても汚れなさそだから、
展示には向いているのかもな。
ただ、いいイチゴがとれるかどうかは疑問かな。
ロックウール自体に養分含まれているわけじゃないし。
とはいえ、ちょっぴり面白そう。
とりあえず、サンプルを送ってもらうことにしました。
待つともも待つとも、
僕のとこには届かなかったんですけど、
先輩のとこには届いたようです。
しかも、結構たくさん。
結果的にゲットできたので、まぁいいか!
つーことで、ストロベリーフィールズで、
すこし苗を分けてもらって
さっそく使ってみることに!
これからどうやって育っていくのか楽しみですなぁ。
養溶液栽培だから土とはだいぶ違うんですけどね。
先日訪れた東京ビックサイトの施設園芸展で
このロックウールがいろんなに使われていした。
見た目はきれいだし、作業しても汚れなさそだから、
展示には向いているのかもな。
ただ、いいイチゴがとれるかどうかは疑問かな。
ロックウール自体に養分含まれているわけじゃないし。
とはいえ、ちょっぴり面白そう。
とりあえず、サンプルを送ってもらうことにしました。
待つともも待つとも、
僕のとこには届かなかったんですけど、
先輩のとこには届いたようです。
しかも、結構たくさん。
結果的にゲットできたので、まぁいいか!
つーことで、ストロベリーフィールズで、
すこし苗を分けてもらって
さっそく使ってみることに!
これからどうやって育っていくのか楽しみですなぁ。
2010年8月10日火曜日
太陽熱消毒
畝上げ作業もいよいよ大詰めです。
残すは第1圃場の1-4棟の1列のみ!!
(畝上げをする棟は全部で12棟!
1棟に6列の畝があります。)
しかし、最後の最後に来て
畝パンチャーにも限界が来ています。
少し進むと煙が出てくる状態。
人間もへとへとですが、機械も同じ状態です。
進んでは休み、進んでは休みって感じで
畝上げをしていきます。
すでに畝上げが終わった棟では
閉鎖処理をしています。
畝の山に潅水チューブを設置して
畝全体にビニールを覆って
ビニールハウスを閉鎖します。
↑写真は潅水チューブを置いた後、ビニールを半分覆ったところ
閉鎖した後は、太陽さんのがんばりで
ハウス内の温度を上げて
土壌を消毒します。
太陽熱消毒では、土壌の有機物を使って、
薬を使わないので土づくりにも有効なんです。
ただ、問題は今後の天気ですかね。
このあと太陽があんまり出なくなってしまうと
消毒効果が減ってしまいます。
7月が暑くてお盆過ぎから涼しくなることって
けっこうあるけど、そうなったら効果減です。。
人間としては、暑いのは困りますが、
ある程度温度が上がってくれないと、
それはそれで困るわけです。
残すは第1圃場の1-4棟の1列のみ!!
(畝上げをする棟は全部で12棟!
1棟に6列の畝があります。)
しかし、最後の最後に来て
畝パンチャーにも限界が来ています。
少し進むと煙が出てくる状態。
人間もへとへとですが、機械も同じ状態です。
進んでは休み、進んでは休みって感じで
畝上げをしていきます。
すでに畝上げが終わった棟では
閉鎖処理をしています。
畝の山に潅水チューブを設置して
畝全体にビニールを覆って
ビニールハウスを閉鎖します。
↑写真は潅水チューブを置いた後、ビニールを半分覆ったところ
閉鎖した後は、太陽さんのがんばりで
ハウス内の温度を上げて
土壌を消毒します。
太陽熱消毒では、土壌の有機物を使って、
薬を使わないので土づくりにも有効なんです。
ただ、問題は今後の天気ですかね。
このあと太陽があんまり出なくなってしまうと
消毒効果が減ってしまいます。
7月が暑くてお盆過ぎから涼しくなることって
けっこうあるけど、そうなったら効果減です。。
人間としては、暑いのは困りますが、
ある程度温度が上がってくれないと、
それはそれで困るわけです。
2010年8月8日日曜日
潅水
畝上げ作業の日々が続いていますが、
苗のほうもどんどん育っています。
畝上げ作業の合間に、
遮光のシートをビニールハウス全体にかけて、
温度を少し下げたり、
ハウスの屋根とサイドを開けて、
風通しをよくしたり。
そして、重要なのは水やり。
水やりのことを潅水(かんすい)って言います。
この言葉も農業体験とかする前は知らなかったな。
苗のほうもどんどん育っています。
畝上げ作業の合間に、
遮光のシートをビニールハウス全体にかけて、
温度を少し下げたり、
ハウスの屋根とサイドを開けて、
風通しをよくしたり。
そして、重要なのは水やり。
水やりのことを潅水(かんすい)って言います。
この言葉も農業体験とかする前は知らなかったな。
潅水は水をやればいいんですが、
ただ水をやることが意外と難しい。
次の日の朝に土がいい湿り具合になるように水をやるから、
水をどのくらい撒くかってのは決まってないんです。
温度がどれくらい上がるかとか、
天気がどうなりそうかとか、
風がどのくらい吹くかとか、
予測して調整します。
水が足りないと根から腐ってしまいます。
逆に、水が多すぎると湿気に虫が寄ってきたり、
病気にかかったりしやすくなります。
言葉では簡単なことがやってみると難しい。
2010年8月3日火曜日
2010年8月2日月曜日
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