2010年6月22日火曜日

お引越し

日本に帰国してから約3週間、1ヶ月しないうちに埼玉から茨城へお引越し。僕の実家もかなりの田舎で、仙人が住んでるらしいとかからかわれることがあったが、引越し先である茨城県の下妻はさらに田舎だ。「下妻物語」で知られるあの下妻。

つくばエクスプレスの守谷で乗り換えて、関東鉄道常総線に乗ると、車内からの景色は一面畑と田んぼだらけ。そういうところでこれから生活を送ることになる。しかし、都内までは1時間半程度。それほど都心から離れているっていうわけでもない。

茨城の生活では必ず必要となる車だけれども、実のところまだ見つかっていない。買い急いであんまり気にいらないものを買うのも何なので、もう少し待ってみたいと思う。

引越し先は一人暮らしにもかかわらず2DKもあるのでかなり広い。特にキッチンや収納がたくさんあって、部屋の中は広々使える。この部屋の広さに慣れてしまったら、この後狭い部屋に移るのが大変だろうな。

引越し後に気づいたことは、テレビが地デジではないってこと。不動産屋では、「大丈夫ですよ。なくてもそのうち地デジになりますから。」って言われたが、実際のところいつ地デジになるんだろう?テレビは対応しているのに、ワールドカップの試合もアナログで見なければならない。一度デジタル放送に慣れてしまうとアナログに戻るのはけっこうきびしい。

さらに、踏切がすぐ近くにあるのが困りどころ。田舎だから東京ほど頻繁に電車が通るわけではないけど踏み切りの音はけっこう耳障り。地理感がない中、短時間で探したのでそんなことさえ気づかなかった。契約のサインをしているときに教えてもらったけど、その時点で契約しないなんてことはできない。とはいえ他にいい物件もなかったので、入居前に知っていたか直前で知ったかの違いにしかならないけど。

まずは荷物を整理して、部屋をきれいにして、生活の拠点を築いていくかな。

2010年6月15日火曜日

中古車探し

いちごスペシャリストになるための研修をするので、今後は茨城で生活していくことになる。茨城での生活に欠かせないものの1つは車だ。

正直今まで東京での生活だったので車は必要なかった。車を持てば、使わなくても税金と駐車場代がかかるし、使ったとしても週末ちょっと乗る程度。車が趣味ってわけでもなければ、都内で車を持つことはけっこう難しい。しかし、茨城での生活はそういうわけにはいかない。東南アジアで初めて乗ったスクーターでもいいかと思ったけれど、冬の寒さは半端じゃないらしいのでやっぱり車を購入することにした。

僕は以前、車関連の会社と仕事をしていたので、車を造る工場の見学をしたり、車の構成について勉強したりしたことはあるもの、いざ自分が購入する立場になると、まったく違うものなんだな。
どんな車がどれくらいの価格で手に入るのかもわからないし、税金や保険に対する知識もほぼゼロに等しい。一応お店に行く前に税金や保険について少し勉強してから中古車屋を回って市場調査に出た。

週末から中古車選びをして、ようやくよさそうな中古やショップにたどり着いた。これでもいいかなって車が見つかったんだけれど、店長がオークションで要望にあう車を見つけてきてくれるらしい。その車と見つけた車を比べてどっちにするかだなぁ。どんな車が来るんだかちょっと楽しみだ。

2010年6月8日火曜日

物件探し

アフリカから帰ってきて、すこしのんびりしたいところだけれど、退職後にほおっておいた保険や年金の手続きや、役所の手続き、旅行中の支払いとかけっこうやることが多い。そして、一番やらなきゃいけないことが次のステップに進むこと。

いちごはいつまでも待ってくれない。苗植えの時期も迫っているし、なるべく早く作業をできるようにしておかなければならない。そういうわけでストロベリーフィールズで今後のスケジュールや引越しのことも相談するために茨城にやってきた。

今までは東京から茨城への移動だった。それだけでもけっこう遠いと感じていたが、今回は埼玉から茨城だ。大学の通学もけっこう遠かったが、茨城に行くのはそれ以上に遠い。

今回は、おもに引越し先の選定だ。ストロベリーフィールズの近辺のアパートは東京に比べて断然安い。そこは当然なんだけれども、東京と違うのは1Kと2LKDの家賃がほとんど変らなかったりすることだ。さらに新しい部屋だと1Kのほうが2LDKの部屋の家賃が高かったりする。これは東京ではかなり考えにくいだろうな。この近辺の物件は家賃の賃下げ競争の結果、狭い部屋はそれ以上下げられない価格まで下がって下げ止めされ、少し大きめの物件もその下げ止まり価格まで近づいてきているということだ。だったらっていうことで、結局、2LDKのちょっと当たらし目の部屋にした。
どうしても家賃を抑えて住みたかったので狭い部屋になるだろうと予測していたが、それとはまったく逆に今までよりも広い部屋になってしまった。ちょっと掃除が心配だ。

2010年6月4日金曜日

帰国!

再び成田空港に到着した。今までの生活では池袋駅の西武線に乗ると、「あぁ、帰ってきたな」って思っていたのだが、成田空港に到着してバックパックを拾い上げたときに自分のホームに戻ってきたことを実感した。この数ヶ月間で生活圏が少し広がったかな。

終わってみるとアフリカの3ヶ月間はあっという間だ。東南アジアにいたのが5ヶ月だったからそう感じるの当然かもしれない。しかし、アフリカとアジアはまったく違っていたし、もし一時帰国せずに旅を続けていたら精神的にかなり大変だったと思う。おやじに少し助けられたかな。

自分からアフリカに飛び込んでいったくせになんだけれども、実はかなり汚いところが苦手だ。泊まったところがめっちゃカビくさかったり、クモがたくさんはっていたり、ダニに刺されたりしたときは、何度か日本に帰りたいという気持ちになったこともある。エジプトでは、サンダルで歩いても足が汚れないことに感動したけれど、足の指先まできれいになれて、裸足で家にいられる日本はほんとすばらしいところだ。

日本にいると、よく日本について悲観的な考えを持つ人が多い気がする。海外では逆に自分の国がどんなにすばらしいかを主張してくる人に出会うことが多い。しかし、僕は多くの点で日本の方がすばらしいと思うことが多い。思いっきり反対意見を言ってやるのだが、アフリカの人はなんとも英語が達者で、うまく反論できないことがあった。

そういえば、一緒に日本で働いていた人がインドから帰ってきたときに、日本にいられるだけで幸せだということを言っていた。とある国でまったく同感だと思うことがあった。そんなときにいいことを思いついたのだが、日本の学生を修学旅行でエチオピアの田舎に連れて行ってあげればいいと思う。エチオピアはそれほど危険な国ではないので歩き回っても問題ないだろう。しかし、生活していくのはそう簡単ではない。日本に戻ってきたときに、自分がどれだけ幸せなのかを思い知ることができるだろう。あっ、ある国って書いたのに、どこだかバレバレだ。

また、アフリカはご存知のとおり自然の力がものすごい。残念ながら持っていったデジカメは最後までもたなかった。最後の方の写真は実はもらいもので、自分が持っていったデジカメで撮った写真ではない。ちゃんと保護したと思っていたはずなのに、滝の水で濡れたり、砂漠の砂にふかれたことでレンズが開かなくなってしまった。あにき、すまん。

強盗に遭ったり、マラリアにかかったりする人もいた中で無事に帰国できて運がよかった。東南アジアに比べて出会う人は少なかったけれどもアフリカでの経験は実り多いものだった。みんな、ありがとうねー!